利用者の声 支援事例集
宮城県よろず支援拠点を利用した事業者さまの成果事例をご紹介します。

強みを活かして、地域に密着した「シニア向けスマホ教室」を立ち上げ 強みを活かして、地域に密着した「シニア向けスマホ教室」を立ち上げ

  スマホを持つシニアの皆さんが、今さら聞けない「スマホのいろは」について気軽に相談できる「わお!スマホ教室」。それぞれの理解度にあわせてレッスンを進めることができるので、自分のペースで学びたいシニア層に大人気。校長である峯岡さんの親しみやすい性格もあり、教室は地域に根付いた憩いの場となっています。

【支援のポイント】

  • 強みの再定義と事業コンセプトの策定
  • 成約率を高めるフロント・バックエンド設計と実践的なオペレーションの構築
  • 補助金を活用したアナログとデジタルのハイブリッド集客

【支援内容】

 フラワースクールを運営するワンアンドオンリイの峯岡さんは、新しいことへのチャレンジが大好きな、溢れるバイタリティの持ち主です。自身のITスキルと地域における信頼関係を背景に、地域密着型の新事業立ち上げを検討され、当拠点に来訪されました。

1. 事業コンセプトとサービス名の決定(担当:福地CO)

 担当コーディネーターは、峯岡さんの「地元でスマホやパソコンに詳しい人」という定評と、親しみやすいキャラクターに着目。シニアが「家族に聞きにくいことでも気軽に相談できる」場所として、教室名を「わお!スマホ教室」という親しみやすいネーミングに決定し、単なる操作説明だけで終わる教室ではなく、地域コミュニティとしての役割を持たせ、生徒がステップアップしながら学べる「学校」のような仕組みを整えました。

2. 収益性を高めるビジネスモデルの構築(担当:福地CO)

 新事業を継続的な収益の柱とするため、スマホ教室を入り口商品(フロントエンド)として集客し、その後の格安SIM販売やサブスクリプション型のサポート(バックエンド)へ繋げる導線を設計しました。また、レッスンの成約率を高めるために「松竹梅」の3段階の料金コースを設定し、お客様のニーズに合わせて選びやすいメニューを作成しました。

3. 実践的なオペレーションと安全対策の策定(担当:清野CO)

 1対多の指導では進捗管理が難しくなるため、あえて個別指導をメインに据え、お客様に「自分だけの特別感」を提供する運営フローを確立しました。また、教室での1対1のレッスンに対する不安解消のため、時と場合によっては近隣のカフェやファミレスを利用するといった具体的な安全対策も策定しました。

4. 補助金を活用した戦略的広報の展開(担当:福地CO、山内CO、鈴木CO)

 初期費用を抑えるため、宮城県が公募している補助金の申請を支援させていただき、採択結果を受けて広告宣伝費として活用しました。具体的には、ターゲットであるシニア層へ確実に届けるため、デザインソフト「Canva」を用いて視認性の高いチラシを制作。戦略的なポスティングに加え、シニア層も利用するスマホ検索対策として、「Googleビジネスプロフィール」の整備(MEO対策)を並行して実施しました。

5. 教材開発と継続的なブラッシュアップ(担当:清野CO)

 サービス開始にあたり、ターゲットであるシニア層の視点に立ち、文字の大きさや説明のわかりやすさに配慮した教材(テキスト)の作成を支援させていただきました。実際の無料相談でのお客様の反応をフィードバックしながら、教材やレッスンの流れについて逐次修正を行い、ブラッシュアップにより完成度を高めていきました。

 これらの支援プロセスを経て、新事業「わお!スマホ教室」は、地域に根差したサービスとして着実に形になり、新たな顧客層の獲得に成功した現在、日々楽しく運営しています。

Googleビジネスプロフィール
ポスティング用チラシ表面
ポスティング用チラシ裏面
テキスト「ようこそ編」LINEアプリQRコード
「わお!スマホスクール」みんなでレッスン

【事業者さまの声】

ワンアンドオンリイ 峯岡さん

「自分の中にやりたいアイディアはたくさんあるのに、一体何から手をつけたらいいんだろう……」と、最初は目の前が真っ暗な状態でのスタートでした。

 でも、コーディネーターの皆さんが、暗闇を順番に照らしていくように、進むべき道を一つひとつ丁寧に整理してくださいました。自分一人の視点では決して辿り着けなかった「プロの目線」によるアドバイスのおかげで、事業が思いもよらないワクワクする方向へ展開していくのを肌で感じ、プロの力の凄さを実感しました。

 一人で事業を進める孤独や不安の中でも、常に隣で伴走してくださる感覚が本当に心強く、何度勇気づけられたかわかりません。

 今では、相談するたびに次から次へと新しいやりたいことや疑問が湧いてきてしまって……正直、いつ相談を卒業していいのか分からないくらい頼りにしています。

 ここまで導いてくださったコーディネーターはじめ、よろず支援拠点の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです!

 これからもよろしくお願いいたします。

峯岡さんは、今後も持ち前のバイタリティを活かして、AIなどの技術を取り入れた新たな取り組みにチャレンジしていくとのことです。

宮城県よろず支援拠点では、事業者さまの想いをカタチにするために、引き続きサポートしてまいります!

【事業者さま情報】

事業者名ワンアンドオンリイ
住所宮城県仙台市青葉区中山台1丁目7ー3
電話番号090-1374-9809
ホームページhttps://one-and-only.jp/

【支援コーディネーター】

福地 尚美 (支援コンシェルジュ)

中小企業診断士・社会保険労務士。経営改善・人事労務・補助金・助成金の専門家。
今回の支援では、ビジネスモデルの構築とコンセプトの整理、補助金の活用を担当。


山内 恭輔 (スペシャリスト)

グラフィックデザイン・Webデザイン・写真撮影の専門家。
今回の支援では、Canvaを活用したチラシデザインを担当。


鈴木 貴之 (スペシャリスト)

Web集客・SEO対策の専門家。
今回の支援では、Googleビジネスプロフィールの整備によるMEO対策を担当。


清野 恵介 (支援コンシェルジュ)

中小企業診断士。創業・売上拡大・補助金・業務効率化の専門家。
今回は、オペレーションの設計とテキスト教材の開発、支援全体のマネジメントを担当。

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