利用者の声 支援事例集
宮城県よろず支援拠点を利用した事業者さまの成果事例をご紹介します。

カイロプラクティックのDX。デジタル世代向け新サービス開発で売上3倍へ。 カイロプラクティックのDX。デジタル世代向け新サービス開発で売上3倍へ。

八乙女カイロプラクティック専門院(現:いしかわカイロ施術院)は、2022年に仙台市泉区にオープンした​、元陸上選手で、かつ長年スイミングコーチを務めた院長が運営する医院です。

当拠点では、院長の経歴から競泳ジュニア選手が多い特徴や強みを活かし、姿勢改善タブレットアプリを活かしたユニークな新サービスの開発をサポートさせて頂きました。

支援のポイント

  • 創業の相談に続き、新事業の相談へ 「姿勢改善のタブレットアプリ」の活用。
  • ジュニアスポーツ選手の患者が多いという特徴を生かしたサービス企画を提案。
  • 患者の悩みも、当院の悩みも解消する次世代型DXサービスの提供を開始。

支援内容

院長の石川さんは、創業前から当拠点に相談に来訪し、創業計画の策定を通じて開業を果たしました。

開業から半年経過したころ、所属するカイロプラクティック団体より「姿勢改善のタブレットアプリ」の利用促進を打診されました。このアプリは、患者の姿勢の写真を数枚撮ると、アプリのAIが姿勢の良し悪しを判断し診断・採点を行うもので、将来の体の歪みをモデルで表示したり、改善のためのエクササイズを提案したりするものです。石川院長は、このアプリをどのように活用すると普及できるかを検討するため、創業時も相談した宮城県よろず支援拠点へ来訪しました。

コーディネーターは、院長自身が持つ骨格や骨盤のゆがみを解消する施術力の高さに着目しました。実は、石川院長自身も猫背が原因で頸椎の靭帯断裂と診断され、その後慢性的な肩こりや腰痛に悩まされながらも、効果的な治療方法がなく悩み続けた経験から本施術にたどり着いたとのことでした。また25年間にわたり競泳選手の育成を担当していた経験から、現在も小学校~高校までのジュニアスポーツ選手の患者さんが多く通っているという事実に着目。

この顧客層はスマホやゲームによる猫背の症状が多いが、施術時に「体が歪んでいますね」と伝えても、お子さん達はどのように歪んでいるのかを理解しにくく、家庭でのメンテナンスや運動が続かず、結局施術効果も限定的になり、来院が続かないことが問題でした。以上のことから、院長の強みを活かしながら、メイン顧客層であるジュニアスポーツ選手特有の問題を解決するために、このアプリを活用していくことを提案しました。

主要顧客は生まれたときからスマホやPCがあるデジタル世代。こうしたお子さん達に合わせて、「楽しく・わかりやすく・継続できる」サービスにしたいと考え、新サービスのコンセプトを「タブレットを用いゲーム感覚で楽しく体の歪みを改善する、デジタルジュニア世代向けの、新しいカイロプラクティックサービス」としました。

アプリで表示される自分の姿勢スコアを、ゲームの主人公のステータス(能力値)に見立て、院長の提示するトレーニングなどをこなすほど自分がレベルアップして強くなるという、ゲーミフィケーションを提案。よりゲーム要素を出すため、点数のランキングを院内掲示して友達同士で競わせるような業務オペレーションも提案。

サービス名を「シセイ・クエスト」とし、展開を開始。当拠点ではサービス開発のほか、メディア向けのプレスリリース作成支援も実施しました。

AIで自分の姿勢のステータスをランキング表示するアイデアがデジタルジュニア世代に受け入れられ、「シセイ・クエスト」の利用客が増加。アプリを使った施術の利用者数は、所属するカイロプラクティック団体のなかでも、同院は東北地区内でナンバーワンになり、売上も相談前の約3倍に増加しました。

事業者さまの声

石川院長

提案して頂いたサービスのコンセプトや切り口が大変参考になりました。自分では思いつかない内容であり、かつ通院しているお子さん達にはくどくど説明しなくてもすぐに理解してもらえるものになったことに驚きました。

事業者情報

事業者名いしかわカイロ施術院(旧:八乙女カイロプラクティックジュニア専門院)
住所〒987-0321 宮城県登米市米山町西野藤渡戸95
WEBサイトhttps://yaotome-kairo.com/

●主な支援コーディネーター

佐藤 創

佐藤 創 (中小企業診断士、高度情報処理技術者、ブランドマネージャ―)

中小企業診断士。商品企画・販促/広報企画・財務戦略を総合した事業の成長支援が得意。
今回は強みのサービス企画化、コンセプトの言語化(キャッチコピー)、メディア活用、ブランディングを担当。



ご相談はこちらから