事業者さま成果事例のご紹介
創設21年の実績と信頼。
個別でもなく、集団授業でもない『勉強方法追求型授業。』
それが、ひらめき塾。
ひらめき塾は、全国区の大手学習塾も多く激戦区にある多賀城市に立地し、開塾21年。
塾のテーマとしては、絶対的に成績を上げることにこだわる。
そして、いわゆる学習塾ではタブーとされている「笑いを入れる」授業。笑いを入れながら楽しく成績を上げるという「楽習塾」(がくしゅうじゅく)を運営のテーマにしている当塾。
指導の特徴は、一人一人の生徒さんに合った無限の勉強法を教えること。やりにくい勉強の仕方はやらないで、自分がやりやすい勉強法で前に進んでいく、ということを中心に指導することにこだわる塾長の吉田 保さん。
今回は、当拠点の佐藤チーフコーディネーターと、荒井コーディネーターが継続的にご支援をさせて頂いている、ひらめき塾の吉田さんへ、よろず支援拠点を活用した成果事例についてインタビューをさせて頂きました。
当拠点でご支援をするまでは、パソコン操作が得意ではなく、チラシ配布もあまりしておらず、またホームページもありませんでした。そんな中、塾運営の改善のために当拠点と一緒に何にでもトライしていただき、
- 当塾の絶対的な強みや特徴をとがらせ
「顧客への提供価値」を文章化 - 当塾のメッセージや強みを盛り込んだ
折込チラシの配布 - 「ペライチ」という無料サービスを活用した
ホームページ作成 - 「アメブロ」を使ったブログによる情報発信
- これまでのガラケーからスマホに切り替え、
「ツイッター」による情報発信
などを継続的に取り組んだ結果、当拠点にご相談にいらした時点と比較して230%増の売上拡大を果たしました。
そしてこのコロナ禍に対応するべく、今後のオンライン授業にも果敢にチャレンジしている吉田さん。当拠点での支援を振り返り、大変だったことや今後の取り組みについて伺いました。
何にでも前向きにトライする吉田さんの取り組みはどのようなものだったのでしょうか?みなさまにも参考になることが盛りだくさんだと思います。ぜひご覧ください。
●迷わない勉強法で最短時間でテスト順位を半分する学習塾・ひらめき塾
〒985-0853 宮城県 多賀城市高橋3-15-30ローズハイツA
電話番号:090-2970-5048(吉田さん・木曜日定休)
●当拠点の主な支援コーディネーター
佐藤 創 (チーフコーディネーター)
中小企業診断士で、売れる仕組みづくり・広報戦略など売上拡大につながる支援が得意。
今回は広報戦略・強み整理・キャッチコピー・セールスライティングでご支援。
荒井 久美子 (デザイナー)
Webデザインやポスター・POPなどの販促物の支援が得意。
今回は集客チラシ・Webサイト制作・SNS活用でご支援。
●インタビュー記事(インタビュアー・佐藤CCO)
吉田さんが最初によろず支援拠点にお越しいただいたきっかけを教えてください。
実はよろずの前に、私に直接お電話いただいたのがきっかけでしたよね笑
最初によろずさんで相談したのが2019年3月ですかね。もう1年半近くになるんですねえ・・・。
今もそうですが当時は全国区の学習塾が林立して競争が激しくなり、当塾生が減っていっていることに危機感を覚えていました。
それで半年くらい前から、片っ端に県内の経営コンサルタントを調べてリストアップしていたんですよ。それで信頼できそうで、個人事業主も対象にしているところに連絡しました。その最初で佐藤さんに連絡したんです笑
そうしたら「宮城県よろず支援拠点」というところがあって、実務的な支援や成果が出る支援をするということをご紹介され、佐藤さんも在籍しているよろず支援拠点に伺ったのがきっかけです。
信頼できそうと思ってもらえたのは光栄です笑
それは今初めて伺いました。
さて、最初によろずに相談したことはどういったことでしたか?
とにかく「どうやったら安定して塾に生徒さんが来ていただけるか」ということですね。
これは、自分が教えている指導法をどうやって伝えていくのか、ということでもあり、当時めちゃくちゃ悩んでいました。
これまでパソコンもうまく使えず、チラシなどをほとんど出したことがありませんでした。
また、自分としては「成績だけあげれば生徒さんは来る」、と思い込んでいたんです。今から考えるとこっちの思いだけの一方通行で、傲慢な塾の運営方法だったと思います。
あまり生徒さんの話をきいていなかったかもしれません。それで成績さえあげればチャラになるだろうと思っていました。
実は、生徒さんによっては点数を上げることを望んでいない人もいます。一方的に点数を上げればよい、という考えでは通用せず、生徒さんや親御さんとトラブルになることもあり悩んでいました。
初めによろずからの提案でどんなことに取り組んでいきましたか?
まずはお客さまとなる親御さんや生徒さんへ、当塾の想いや指導方法の特徴を整理することを提案してもらいました。
そして整理した結果を新聞折込のチラシやホームページに文章化し、改めてしっかりとお客様と対話できる形で集客のしくみに落とし込んでいくことに取り組みました。
チラシ制作はもちろん、ホームページをはじめとするデジタルには全くの素人で、何をどうするのか全く分からないところからのスタートでしたよ笑
スマホもなくガラケーしか操作したこともないですしね笑
まずは今まで行っていなかった、当塾の強みの整理や文章化、ホームページ制作と集客の仕組み作りをして、半年くらいかかったんじゃないかと思います。
私が吉田さんのお話を伺って、他の大手学習塾との圧倒的な違いやノウハウがあることを知り、また卒塾生が定期的に塾に遊びに来てくれるといった関係性を知るほど、当塾の強みがオンリーワンであると確信しました。
この強みや指導への想いを知ってもらいさえすれば、必ず入塾してくれる、と強く感じました。
強みの整理で独自のコンセプトを表現できるようになったと思うのですが、いかがですか?
はい、そう思います。
むしろ、その強みの整理があったからこそ、もう一回塾経営に本気で取り組もうと思うことができたんです。
・・・すいません、当時を思い返してしまい笑笑
私ももらい泣きしそうです。
当時、時間はかかると思いましたが必ず当塾の強みを知っていただければ、大丈夫だ、と強く思いました。
それでまず取り組んだのが情報発信やチラシでの販促強化でした。取り組んでみてどうでしたか?
これまで僕は他のチラシなど参考にするものを見ないで作っていたので、もうチラシは正直、マルとシカクだけの簡易なものでした笑
それを見栄えの面でのデザイン支援を荒井さんにしてもらうことで、すごくまとまったものができました。
ほんとに一人ではどうやっても無理だったなあ、と思います。
それに文字を書こうと思うと長くなってしまうので、なんども自分で読み直して推敲し、そぎ落としていく作業を繰り返しました。かなり書きましたもんね笑
当塾の良さを伝えるためには、チラシだけでなく、吉田さんの最も不得意なIT活用も取り組みましたよね。
ホームページもなく一から無料の「ペライチ」というサービスを活用して作りましたが、いかがでしたか?
いや~大変でしたよ笑
最初もう本当に言葉を覚えるところからでしたから。「ツイッター」とか、そもそも何があるのか、といったのを知るところからで、大変でしたよね笑
面談の最中で、佐藤さんと荒井さんとが内々で交わしている謎の言葉は全然理解できず、横文字のオンパレードで笑
ホームページづくりは、機能や効果を理解するのに2か月くらいかかりました。
単に書けばいいだけではなく、自分の想いをどう伝えるのか、という効果や機能を教えてもらい理解できました。そのノウハウは今後もずっと活用できそうです。
実際に入塾される方は、ホームページを必ず参照していて、いろんな情報を得ているというのもわかりました。ホームページに掲載した「生徒さんの声」で、生の声を聞けたから入塾を決めた、という方もいました。ホームページは「最後の砦」的な効果があってとても役立ったと思います。
よろず支援拠点といっしょに取り組むうえで苦労したなあ、と思う点はありますか?
いや、ないですよ!
チラシは、自分でどうやったらマルとシカク以外のデザインになるのか、っていうのはかなり全部、荒井さんに教わったので笑
で、徐々に自分のイメージ通りのチラシやWebサイトになっていくのが実感できました。売れるとか売れないとかではなく、自分の納得できるものになっていく、というのは自分自身すごくよくて納得感がありました。
自分の納得できるものにする、というのが本質的に大事だと思っています。仮に自分が納得できないチラシで反応があったとしても、どこかで矛盾し破綻するんだと思います。
何度も文章を書き直して大変だっとは思いますが、もう最後のほうだと、チラシの文言など洗練されてきて、私たちもノーチェックでしたよね。
実はあれは、ず~っと僕が20年間考え続けていたことで、今回のチラシのためだけに書いた文章ではないんですよ。
ただしずっと継続的に相談してた中で、たまたまその文章をバーンと表現することができました。作曲家みたいに何か「降りてきた」的にまとめることができ、自分で納得できるものになりました笑
僕はあの文章をチラシというよりはレター(お手紙)形式で伝えることができて、とてもよかったと思っています。
レター形式にすることで私の想いがきちんと伝わって、卒塾生の親御さんからのご紹介も多くいただけました。中にはお友達の方へ紹介し続けてくれている方もいて、何の見返りもないのにそうやってご協力いただいた親御さんが多く、本当に助けられました。
・・・・これやばいですね、泣くかもしれませんよ笑笑
・・・やっぱり、、なんと言うのでしょう。
相談させてもらっているとき、当塾の悪い噂を流す人が出たりした時期があり、風評被害がありました。事実と違う情報が流れていることはすごくつらく、ものすごく迷いましたよね・・・。
でも、卒塾生の親御さんのご協力を得て応援していただけたことで、なんとか精神的にも立て直すことができました。
あとはやるだけだと決断して取り組みました。塾の運営自体を大きく変えたわけではないのですが、よりきめ細やかに、人との関係を大事にしてよい関係を作っていこうと決意できました。
生徒さんの笑顔の顔写真入りで、あんなに数多くの「生徒さんの声」を記載できるのはすごいです。成績が伸びたという成果だけでなく、生徒さんと吉田さんとの良好な関係性があってのことだと思います。
最近ですとブログに載せる写真の撮り方や、ツイッターの操作方法を生徒さんに逆に教わるなどしているとのことでしたので、すごくいい関係性がわかりますね。
ツイッターをはじめるにあたり、ガラケーからスマホにも変えました笑
生徒さんから教えてもらう部分もありますが、専門的な領域はまだまだこれからなので学んでいきたいです。
今後もオンライン授業に取り組み、新型コロナ感染症で来塾できない場合の代替はもとより、地理的に離れた生徒さんにも当塾の指導をお届けするための新たな武器として積極的に取り組んでいきたいです。
乗り越えるハードルはいろいろありますが、楽しみでもあります。提案いただいたことは100%やる、拒否なしで受け入れる、と決めましたから笑
経営相談をしていただき、結果として吉田さんの想いがカタチになってきたと思うのはどういったところでしょうか?
夏期講習、冬期講習、春期講習の折込チラシは、相談させてもらって文言やデザインをブラッシュアップしていくたびに良いものになっていきました。
ブログやホームページは、体験授業に来ようか迷っている親御さんの背中を押す効果があり、確実に当塾の良さを伝えるツールになっています。
いずれも一人ではできなかったことです。
また、単にチラシを作ったというだけでなく、当塾の良さを佐藤さんに引き出して整理してもらい、具体的なキャッチコピーやレターの文章などにも盛り込んでいきました。
こうした、当塾の良さや強みを再確認できたことで、自信をもって塾運営に取り組めるようになりました。
結果的には、初めに相談に行った時から比べて230%増の生徒さんに来ていただけるようにまでなりました。これは開塾以来一番多い生徒さんです。
振り返るといろいろありましたね。
これまでを振り返り、よろず支援拠点に相談してみてどうでしたか?
まずは自分自身の明確な方針ができ、ゆるがなくなったので、そこが一番大きかったです。
あとはITやチラシを使った情報発信のテクニック的な面も理解できました。
この2つが自分の支えになりました。
バックで支えて頂いたおかげで、行動力が大きく変わったと思います。
特にデジタル化は、助けてもらわないとできないことでしたしね。支えてもらったので「やってみよう!」と思えたことが大きかったです。
そういったこともあり、おかげで塾内装を改装するなど、大掛かりなアクションも実行することができましたしね。
よろずさんが大きな支えになったので、すごく助かりました。
実は、初めてよろずさんに相談に行った日から、毎日日記をつけていたんです。
それで、その日1日の点数もつけていました。
最初は30点スタートだったんですよ。それが今では80点になりました。生徒さんが毎日笑顔で帰るので、それが本当にうれしい、良かったと思います。
日記も、これからリスタートということで1番から番号を振っていて、振り返ったら四百いくら、、になっていました。
最後に、よろず支援拠点に相談しようか迷っている人へのメッセージなどあればお願いします。
実はおとといに、生徒さんが進路相談に来たんですよ。で、古着屋さんをやりたい、っていうことで。
そこでさっそくよろずさんのポスターを見せたんですよ笑
そして、
「ボクには後ろに、強い味方がいるんだ」
という話をしました。
その子は経営とかわからない、まだ高校生なのに、何かよろずさんの資料とかすぐダウンロードしていましたよ笑
そんな形で、僕自身が実際に助かったので、そういったアピールできる場があれば僕もご紹介をさせて頂こうと思っています。
ぜひ相談に来られるとよいと思います。
インタビューは以上です。皆様も当拠点へご相談にいらしてくださいね。
- 「資金繰りをなんとか安定させたい」
- 「こんな商品のアイディアがある」
- 「今後の経営計画を考えたい」
そういった事業者様の想いを受け止め、確実にカタチにするのが、当拠点です。まずはお気軽にお電話ください。
想いをカタチにする経営相談所、それが宮城県よろず支援拠点です。
経営のお悩み解決します。
あなたのチャレンジ、本気でカタチにしませんか?