利用者の声 支援事例集
宮城県よろず支援拠点を利用した事業者さまの成果事例をご紹介します。

【支援事例】高品質な理由をしっかり伝えて来店・注文率アップ 【支援事例】高品質な理由をしっかり伝えて来店・注文率アップ

宮城県白石市の田んぼの中に佇むポツンと一軒店。見つけにくい立地で主な利用者は近隣で働くサラリーマンというお店でしたが、職人歴50年の佐藤さんがWEB集客に取り組み、徐々に仙台や県外からの利用が増えてきました!

当店のポイント

  • 白石の田園風景に調和する数寄屋造りの店構えで味わう絶品の和食
  • 職人歴50年の佐藤さんが創り出す自家野菜の天ぷらとフグ料理は是非味わって!
  • 季節にあわせたイベントやメニューをInstaguramで発信中

支援内容

●お悩み事の共有と支援方針の決定

宮城県白石市の田園の中に佇む和食店、一力庵さん。ご主人の佐藤さんは、職人歴50年のベテランで仙台市泉区の和食、寿司店で腕を振るっていた経歴の持ち主です。その味わいは美味しいと評判ではありますが、店がなかなか見つけられない、といった声もありました。折しもコロナ禍で外食するサラリーマンが減っていく中、資金繰りにも苦慮するようになり、当拠点にご相談にいらっしゃいました。Instaguramなどはご自身で実施していましたが、その他のWEBサイトや広告は行っていないことから、お悩みは2つに集約されました。

1.店をもっと周知して集客していきたい

2.平日のビジネス客は増えてきたが、客単価があがらない

そこでフードコーディネーターの遠藤サブチーフコーディネーターがヒアリングをしたところ、1.の集客については、既に実施しているInstaguramが400名のフォロワーがいることから、引き続きInstaguram投稿を継続していくこと、2.の客単価アップについては、美味しいと評判であることを強みに季節感を感じる当店らしい食材、例えば夏なら鰻等、当店ならではの腕前を活かし、客単価アップが見込めるメニューを取り入れることを提案。

これらから、支援の方針としては、当店のこだわりを明確化し、来店・注文率アップを目指す、ということとし、佐藤さんに納得いただいたうえでの支援スタートとなりました。

●支援①Instaguramを活用したイベント告知

支援の方針が決まったところで、早速Instaguramの投稿対策へ着手。季節に合わせたイベントや自家製野菜をネタに、まずは継続して投稿を続けること、1,000フォロワーを目指すこと、を目標に取り組むこととなりました。

●支援②当店らしいメニュー構成で客単価アップ

夏らしい素材で客単価アップを狙えるもの、かつ佐藤さんの腕前がいかんなく発揮できるものとして、「鰻」を選択。地元白石の食材である温麺とあわせて「一力スタミナぶっかけ冷やし温麺」と名付けて販売することにしました。現在の主要な顧客層である近隣のサラリーマンのご褒美ランチになるようなメニューです。今まで、予約が必要だったメニューもありましたが、気軽に白石の食材を味わってもらいたい、という佐藤さんの気持ちもこもっています。

季節を合わせたメニューと時価野菜
斉藤ブラザースも来店!

具体的な店置きメニューやInstaguramの画像については、販促物デザイナーの伊藤コーディネーターが担当。無料のテンプレートサイトCanvaを活用し、コストをかけずに操作方法を習得してもらいました。

●支援成果:仙台や県外のお客様増加

Instaguramの継続当行とメニュー見直しにより、徐々に仙台や県外からのお客様が増え始めました。うれしいことに、紹介で仙台からやってくるお客様も増え、佐藤さんもますますInstaguram投稿やメニュー開発に励んでいます。

事業者さまの声

盛り上がっている宴会の様子

職人歴50年の佐藤さん、これからも地元白石の美味しい食材を自家製野菜とともに元気に提供をしてもたいたいです。

宮城県よろず支援拠点では事業者さまの想いをカタチにするために、引き続きサポートしてまいります!

事業者情報

事業者名一力庵/株式会社一力泉店
住所

電話番号
白石市大鷹沢大町横根59

090-9429-2182
Instagram一力庵(@hideo2812) • Instagram写真と動画

●当拠点の主な支援コーディネーター

遠藤 さゆり

遠藤 さゆり

フードコーディネーター。今回は、今後の方向性の検討・SNS活用を担当。


伊藤 幸子

伊藤 幸子

販促物デザイナー。店置きメニュー・Instaguram画像を担当。

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