宮城県石巻市でデザイン制作などを手掛け、ご当地キャラクター「イシノマキマン」を展開する株式会社ビヨンドさん。
東日本大震災以降、被災地を元気にするために活動を続けてきた同キャラクターのぬいぐるみを開発・販売したいとのご相談に対し、当拠点では市場調査・コンセプトの構築から販路開拓・価格設定・メディア向けのプレスリリース配信までをトータルでサポートさせていただきました。


支援のポイント
支援内容
東日本大震災以降、石巻市の非公式ご当地キャラクターとして活動を続けてきた「イシノマキマン」。
石巻市を中心にファンも多く、「ぬいぐるみが欲しい」という要望が寄せられていました。
そこで、代表者は「イシノマキマンは震災で生まれたヒーロー。いざという時に役立つ防災ぬいぐるみとして開発したい」という強い想いを抱き当拠点でのご相談がスタートしました。
現状分析と方針提案
商品コンセプトを固めるにあたりまずは市場調査を実施。すると、防災用品は需要の時期が限られる上、災害が起きていない平時にはどうしてもニーズが生まれづらい市場であることが分かりました。
そこで、商品をより幅広く、日常的に手に取ってもらうコンセプトとして、「防災」という機能だけでなく、心の拠り所となる「見守りぬいぐるみ」としての価値を前面に打ち出す方針を提案しました。
ターゲットは①新しく入学する子供を持つ祖父母、②遠方に巣立つ子供を持つ親、③被災地を元気にしたいと考える石巻の企業の3つに設定しました。
戦略づくりと実行支援
ターゲットが日常的に足を運ぶ場所を想定し、販路は地域のショッピングセンターや百貨店、さらに全国から応援購入が可能なふるさと納税等に設定しました。
また、施設等で委託販売を行う場合の手数料など収益性をシミュレーションし、適正な価格設定をサポート。さらに、商品の完成・発売にあわせメディア向けのプレスリリースもサポートしました。
2026年5月の販売開始に向け、現在はまだ予約販売の状況です。
石巻から生まれたやさしい防災ヒーロー「イシノマキマン」。これからの更なる活躍が期待されます!


事業者様の声

イシノマキマンのぬいぐるみを作りたいという想いは、活動当初からの夢でした。
しかし、いざ形にしようとすると、キャラクターの良さをどう生かすか、防災というテーマをどう伝えるかなど、悩むことが多くありました。
そんな中で、よろず支援拠点の室岡コーディネーターから「防災を前面に出しすぎず、見守りという言葉で優しく伝えてはどうか」というご提案をいただき、一気に視界が開けました。
“見守り=パトロール”という世界観や、ターゲット設定、価格の考え方まで丁寧にアドバイスをいただき、商品としての方向性が明確になりました。
また、販売戦略やメディア向けのプレスリリースの作成支援など、実務面でも手厚くサポートしていただき、商品化まで迷わず進むことができました。
イシノマキマンは震災をきっかけに生まれたキャラクターですが、今回のぬいぐるみ制作によって「優しく寄り添う、防災につながる存在」として新しい可能性を見つけられたと感じています。
このプロジェクトを形にできたのは、よろず支援拠点の皆さまのお力添えがあったからこそです。本当に感謝しています。
事業者情報
| 事業者名 | 株式会社ビヨンド |
| 住所 | 宮城県石巻市鹿妻南3丁目4番11号 |
| 電話番号 | 0225-98-9087 |
| WEBサイト | https://www.ishinomakiman.com/ |
| https://www.instagram.com/ishinomakiman/ |
●当拠点の主な支援コーディネーター

室岡 庸司 (中小企業診断士)
中小企業診断士で、商品企画・広報戦略など売上拡大につながる支援が得意。
今回の事例では、商品コンセプト・価格設定・プレスリリースでご支援。









