利用者の声 支援事例集
宮城県よろず支援拠点を利用した事業者さまの成果事例をご紹介します。

【支援事例】飲食店の新商品「薬膳スープキット」が発売後大人気! 【支援事例】飲食店の新商品「薬膳スープキット」が発売後大人気!

石巻市で薬膳料理や台湾スイーツの飲食店を営んでいる「穀雨茶房もも」さん。12月に発売した「薬膳スープキット」が連日売り切れの大人気となっています。発売時には石巻かほく新聞の一面に大きく取り上げられるなど注目度の高さが窺えます。

新商品「薬膳スープキット」のポイント

  • 乾燥野菜を使った、誰でも簡単に作れる薬膳スープ
  • 「体にいい薬膳」を表現した薬袋のようなパッケージ
  • 野菜は石巻市内の農園で取れた新鮮な地元野菜を利用

支援内容

穀雨茶房ももの店主は台湾が大好きで薬膳を学び始めたという門間さん。

相談スタートの時には漠然とした新商品のアイデアはお持ちでしたが、これまで商品開発の経験がないのでどう進めて行けば良いか分からない状態でした。

そこで当拠点では私室岡と鈴木COが連携して新商品企画、パッケージ制作、補助金申請、情報発信をサポートしました。

まずは、室岡が商品企画を担当。数回の打合せを通して、ターゲット顧客を既存客に近い「健康を気遣う40代の意識高い系女子」に設定、商品コンセプトを「旬の野菜と薬膳をもっと気軽に」とまとめ、鍋に入れるだけで薬膳料理が楽しめる商品開発の方向性が決まりました。

方向性が固まったところで収益計画の作成をサポート。今回の商品は同じ石巻で事業を営む農家さんと連携して開発する商品だったため、両者とも利益が残るよう仕入原価や収支計画をまとめていきました。


ここからは鈴木COが担当し商品パッケージのデザインをサポート。コンセプトである気軽な薬膳をテーマに昔懐かしい「おくすり袋」になぞらえたパッケージ案を提案し、同封するレシピカードのデザインも固めていきました。

最後に、新商品発売に合わせたプレスリリース作成を室岡がサポート。発売に合わせてメディア向けに発信したところ、なんと石巻かほく新聞の1面トップに取り上げられるほど高い注目を集め、効果的な周知を図ることが出来ました。

同封の作り方リーフレット
石巻かほく新聞の一面に掲載

事業者さまの声

穀雨茶房もも店主 門間さん

コロナ禍でカフェに来店するお客さんが減り、お店の経営が厳しい状況でした。

何とか物販の売上を伸ばしたいと考えていた時に、知り合いの農家さんと話しの中から乾燥野菜のアイデアが出てきました。

具体的な商品作りの経験が無かったので不安でしたが、相談を重ねる中で新商品ができ本当に良かったです。手作りの商品なのでなかなか生産が追い付かずたくさんはご用意できませんが、ご購入いただいた方からは好評をいただいています。パッケージの可愛さからギフトで利用される方も多いです。

これからも色々とご相談よろしくお願いします。

今回の商品開発を通して生まれた「里山の台所」シリーズでは次なる新商品も検討中とのことです。楽しみですね。

宮城県よろず支援拠点では事業者さまの想いをカタチにするために、引き続きサポートしてまいります!

事業者情報

事業者名穀雨茶房もも
住所宮城県石巻市駅前北通り3-3-23
電話番号0225-24-8134
WEBサイトhttps://www.sabo-momo.com/
Instagramhttps://www.instagram.com/momo_chaen/

●当拠点の主な支援コーディネーター

室岡 庸司 (中小企業診断士)

中小企業診断士で、商品企画・広報戦略など売上拡大につながる支援が得意。
今回は新商品企画・商品コンセプト・収益計画・プレスリリースでご支援。


鈴木 陽 (デザイナー)

パッケージ・POP、動画などの販促物の支援が得意。
今回はパッケージデザインでご支援。

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