2023年12月に塩釜市にてオープンした「四季感じるお蕎麦 しおがま庵」さん。オープン以来多くのメディアにも取り上げられ、遠出をしなくても四季を感じることができると塩釜神社参拝客のみならず地元住民にも人気の蕎麦店に成長しました。
当店のポイント
支援内容
地元塩釜にて蕎麦屋をオープンしたいと相談に訪れた斎藤さん。
相談当初は、創業準備の一環として、Instagramの活用をはじめとした集客や広報についての支援を希望していました。
販促企画全般を担当する遠藤SCCOがヒアリングを行ったところ、桜の葉等の季節の素材や食べ物を取り入れた変わり蕎麦を提供するということでその種類は年10~12種類くらいにもおよぶことがわかり、当店の集客ポイントになるのではないか、と考えました。
そこで、変わり蕎麦にフォーカスをあて、ブランディングを行うことを提案いたしました。そのためには、「美味しい蕎麦を楽しむ」だけではなく、変わり蕎麦の特徴を伝えるためにも当店の価値を伝える肩書が必要であることを伝えて、一緒にタグラインを作成することになりました。タグラインとは当店の価値を端的に表現するお店の肩書であり、変わらずに使い続けるものです。
タグラインやキャッチコピーは佐藤CCOが担当。まず着手したのは、タグライン。塩釜の蕎麦屋であることはわかるが、どんな体験ができるのかわからない、また「変わり蕎麦」にフォーカスするといっても変わり蕎麦を知らない消費者も多いのではないか、という2つの課題を解決するため、タグラインとして「四季感じるお蕎麦 しおがま庵」を考案しました。季節ごとの風味を蕎麦で楽しめ、変化があっておもしろい、ということが感じるタグラインではないでしょうか。
また、キャッチコピーは、季節や商品によって、変えていくものとなります。オープン当初から素材として使ったのは「ゆず」。「季節を感じる、という、贅沢。」と日本人の感性に響くようなコピーができたときは、「これ、いいね!!」と大いに盛り上がりました。
最後に、オープンに向けて、店頭ポスターやポスティングチラシを作成。写真撮影については、遠藤SCCOがオンラインでのスタイリング支援を行い、見た目にも美味しい店頭ポスターやポスティングデザインが完成しました。これらの写真を活用して店頭ポスターやポスティングチラシのデザインを伊藤COがサポート。
オープン前には、近隣へのポスティングも行うとともに、観光に訪れる観光客にも目がとまるように店頭ポスターも配置することで、オープン当初から話題を呼ぶ店舗としてマスコミにも大きく取り上げてもらうことができました。
オープン後もLINE公式を新たに始めるなど、周知活動も余念がなく、客足が途絶えない蕎麦屋となりました。
事業者さまの声
完成した店頭ポスター
これからも季節のうつろいとともに楽しむことができる変わり蕎麦、どんな蕎麦が味わえるのか楽しみですね。
宮城県よろず支援拠点では事業者さまの想いをカタチにするために、引き続きサポートしてまいります!
事業者情報
事業者名 | 四季感じるお蕎麦 しおがま庵 |
住所 | 宮城県宮城県塩竃市西町2-10 |
四季感じるお蕎麦 しおがま庵(@shiogamaan) • Instagram写真と動画 |
●当拠点の主な支援コーディネーター
佐藤 創 (チーフコーディネーター)
中小企業診断士で、売れる仕組みづくり・広報戦略など売上拡大につながる支援が得意。
今回は、キャッチコピーを担当。
遠藤さゆり(サブチーフコーディネーター)
フードコーディネーター。販促企画全般、フードスタイリングを担当。