こんにちは。
宮城県よろず支援拠点コーディネーターの酒井裕希です。
年があらたまると、事業の方向性や日々の姿勢を見直したくなる方も多いと思います。
売上計画や商品改善、設備投資の検討など、やることはたくさんありますが、最初におすすめしたいのは “自社・自店のキャラクター像” を再確認することです。
「どんな性格のお店なのか」を言葉にできるか
“キャラクター”と聞くと少し抽象的ですが、要するに 「私たちは、どんな雰囲気で、どんな人に、どう思われたいのか」 を言語化する作業です。
・丁寧で、落ち着いた雰囲気なのか
・親しみやすく、気軽に立ち寄れるのか
・誠実で、静かな自信をもっているのか
・元気で、ポジティブな空気を届けたいのか
性格が決まると、発信の迷いが減り、言葉のブレもなくなります。逆にキャラクターが曖昧だと、SNSやPOPなどの“声色”が揃わず、お客様の中の印象がぼんやりしてしまいます。
キャラクター像は、ブランドの土台になる
先月の記事では「一貫性が信頼の土台になる」という話をしました。
実はその“一貫性”を支えているのが、この キャラクター像 です。
・どんな言葉を選ぶか
・どんな写真を使うか
・レイアウトは静かに?にぎやかに?
・接客の声のトーンはどうか
これらはすべて、キャラクター像から逆算できます。
派手な広告よりも、“キャラが揃っている発信” の方が、お客様にとって安心なのです。
新年におすすめの「キャラクターの棚卸し」
むずかしく考える必要はありません。
次の3つを手帳やメモに書き出すだけで十分です。
① 自分たちが大事にしたい姿勢
例:誠実さ、丁寧さ、遊び心、安心感、親近感
② お客様にどんな印象で受け取ってほしいか
例:「落ち着くお店」「気軽に相談できる」「信頼できる」
③ その印象が“表現として”揃っているか
SNS、メニュー表、サイト、店頭…
声色は揃っているか?写真の雰囲気は近いか?
これを改めて点検するだけで、1年の発信がぶれにくくなります。
キャラクターが決まると、「整えるべき場所」が見えてくる
キャラクター像が明確になると、今年どこから改善すべきかが自然に見えてきます。
・フォントを変えた方がよい
・文章の語尾を揃えた方がよい
・写真のテイストを統一した方がよい
・挨拶文を整えた方がよい
発信のポイントが“自分ごと”になり、無駄な努力をせずに整えられます。
ブランドづくりとは、特別なことをする作業ではなく、「自分たちの性格を、毎日すこしずつ丁寧に伝えていくこと」 です。
おわりに
節目の時期は、立ち止まりやすいタイミングです。だからこそ、“自分たちのキャラクター像”という内側に目を向けてみてください。この小さな見直しが、一年を通して大きな一貫性を生み、お客様との関係性を深めていきます。
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