宮城県よろず支援拠点の沼澤です。
商圏は字のごとく「商いを行うかこい」です。
顧客が来店する商圏。その商圏範囲のどこに誰が何人住んでいるのか、増えているのか減っているのかを把握することは商売に取って重要な要素です。
私は商圏と顧客の説明する時、よく釣りの話をします。
同じ釣りでも目標魚種(ターゲット)によって釣り方が180度変わります。コイなのかフナなのかブラックバス、ウナギETC・・・。ターゲットとする魚種や釣る時間帯、場所によって餌や道具、心構えまでも大きく違うのです。
ほとんどの釣り人は魚種に応じて最適な釣り場と時間帯、道具や餌を事前準備してから釣りに行きます。商売もある意味“釣り”と一緒だと私は思います。
池を商圏に例えると、今来ているお客様(魚種)はどこの誰か(属性)。そもそも池に魚が豊富に居るのか、それとも年々減っているのか。競合店(釣り人)の数や強さはどうなのか。狙っている魚種と泳いでいる魚種の違いや営業力(釣り場やタイミング)販売力(餌や仕掛け)の的が外れていないか。
商圏を見ずに販売活動を行っている店舗はある意味、無計画で的外れな釣り人と一緒、餌代ばかり掛かり成果は少ないです。
コロナ禍以降、値上げラッシュと人件費アップ、高齢化に人口減と異業種含めた競争激化でマーケット(釣り場)が年々縮小しています。
こういう「減の時代」こそ、商圏や店舗の現状分析を行い、最適な営業戦略を組み直すことは、集客力アップと経費削減(無駄カット)に役立つと確信しております。
来る、1月30日木曜日14時~15時 オンラインにて
お店の商圏調べた事ありますか?
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統計局から発行されている無料の「JSTATMAP」を活用して、
①店舗周辺の商圏構造、属性(性別、年代、家族構成、事業所構成)が分かり、店づくりや販売政策に活かすことが出来ます。
②新規物件の商圏特性や競合店プロット等により、客観的に物件の優劣を可視化することが出来ます。
③自店商品の年間販売金額から、その商圏内でのポテンシャル(潜在需要額)とシェア(占有率)の算出方法を解説します。
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