引き続き、チラシが直面する7つの戦いを解説していきます。
前回は6つ目の「行動喚起していない、、、だから行動につながらない、という戦い」に触れました。
最終回の7回目は、、、
7)煽っていない、、、だからその気が起きない、という戦い
煽る(あおる)。英語で言うとアジテーション。
あんまり、いい言葉ではありませんね。
チラシに入れた時のメリット、そしてデメリットの両方があります。
煽り文句の例を示すと、、、
「先着50名様」
「麺が無くなり次第閉店」
「今だけのおいしさ」
こういう後から追加して目立たせるような要素です。
そして、これらは「事実」ですね。
当店がそなえている事実の中で、「人をちょっとその気にさせるような言葉」は、適切に強調すれば効果があるのです。
ただし、
「行かなきゃ損!」
「大人気!」
というような「実のない売り文句」をつけると、ただの賑やかしになってしまいます。
ただの賑やかしは、当店の大事にしている品質感をも下げてしまい、かえって良くありません。
大人気が事実ならば。
「午前中で売り切れるほどの大人気」
「1日800個売れる大人気商品」
というように、事実をきちんと伝えてあげることが大切です。
そうすれば、品質感を損なわずに、見込み客をその気にさせられますね。
(この場合、800個が多いのか少ないのかは曖昧なままでも構いません)
デメリットにならないように、事実をもとにした煽り文句、これがチラシに加える最後のエッセンスになります。
ちなみに「新発売」「新装開店」も煽り文句の仲間です。
かといって、無理に追加することはありません。
6つまでの戦いを勝ち抜いていれば、チラシは十分に働くはずです。
いかがでしたでしょうか。
7つの戦いを勝ち抜けるように基本を守りつつ、注目される素敵なチラシを作って行きましょう!
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