「どうしたら、いいコピーが書けますか?」
「どうしたら、いいデザインになりますか?」
「どうしたら、素敵な動画を作れますか?」
こんな質問をセミナーなどでよくいただきます。
そんな時に、吉澤はこんな返事をします。
「コピーライターは、コピーを書こうとしているんだろう、デザイナーはデザインを作ろうとしているはずだ、多くの方がそう思っていると思いますが、それはちょっと違うんです。」
はい。
コピーライターはコピーを書こうと思ってはいません。CMプランナーはストーリーを作り出そうとしているわけではありません。クリエイターは【気持ちを動かそうとしている】のです。
コピーライターは小説家ではありませんし、グラフィックデザイナーは画家ではありません。そしてCMプランナーは映画の脚本家ではありません。広告や商業に関わるクリエイターは「創作」をしているわけではないのです。(もちろん、創作もまた気持ちを動かしますが)
広告や商業には、明確なターゲット(見込み客や既存客)があり、その気持ちを動かすことでモノが売れます。クリエイターは気持ちを動かそうとしていて、その手段が「コピー」であり「デザイン」なのです。コピーやデザインは目的では無いのです。
もちろん、これはクリエイターだけに言えることではありません。
Canva、インスタリール、Wixなどなど、すべての人がさまざまな便利なサービスで、コピーやデザインを作り、世に出すことができるようになりました。
いきなりコピーっぽいコピーを書こうとせず、いきなりデザインに着手することなく、一度、「誰の、どんな気持ちを動かすか」を考える。そのことによって、どんなコピーがいいのか、どんなデザインテンプレートを使えばいいのか、分かってくると思います。
今回の話題である、「見込み客の気持ちを動かす」ためのポイントは、チラシ作成やホームページ作成に活かすことができます。以下の「マナビ」コース(※)での個別相談をお受けする際に、そのあたりから具体的にサポートさせていただきます。
・Canvaで作成する、はじめてのチラシづくり 初級
・チラシ作成をデザイナーに依頼する際の準備 初級
・Wix・Jimdoで作成する、はじめてのWebサイト構築 初級
・はじめてのランディングページ作成 初級
※宮城県よろず支援拠点には、3つの支援コースがあるのですが、そのうちスキルや経営知識の補充をしたいという方向けのコースが「マナビ」コースです
※メニューに無い相談や、経営全体の相談、複数テーマの相談は「ジッセンコース」にて承ります
くわしくは、支援内容→個別相談のページをご覧ください。