コーディネーターブログ

そのクチコミ、Googleに「自作自演」と疑われてるかもしれない――AIの冷徹なロジックと、信頼を勝ち取る「本当の集客術」

こんにちは。宮城県よろず支援拠点の鈴木です。

「お客様にその場でクチコミを書いてもらっているんだけど、なぜか反映されないんだよね……」 相談現場で、そんなお悩みを耳にすることが増えています。

実は、良かれと思って案内している「その場でのクチコミ投稿」が、GoogleのAIから見ると「ドーピング(不正操作)」と判定され、せっかくの善意が無効化されているケースが多々あるのです。

今回は、GoogleのAIが裏側でどのようにクチコミを「検閲」しているのか、その冷徹なロジックと、プロが教える「正しい集客ルート」を解説します。

「場所」は信じても、「Wi-Fi」は疑うAIの目

Googleは、投稿されたクチコミが「本物か、やらせか」を判断する際、以下の2つを厳格に分けて見ています。

  • GPS情報(場所): 「このユーザーは今、確かにお店にいるな」という来店証明。これはプラス評価です。
  • IPアドレス(Wi-Fi): 「AさんもBさんも、先ほどのCさんも。全員『店の同じWi-Fi』から投稿しているな」という通信記録。これは大きな疑惑になります。

たとえ数ヶ月かけてポツポツと増えていく場合でも、常に「店のWi-Fi」からの投稿が続くと、AIはこう判断します。

「この店には投稿用の端末があるか、店側のコントロール下で『書かされている』可能性が高い」

その結果、お客様の画面には投稿が表示されているのに、第三者からは一切見えない「ステルス削除(非表示)」という悲劇が起こるのです。

業種ごとの「自然な行動」をAIは学習済み

AIは、私たちの想像以上に「業種の特性」を理解しています。

例えば、整骨院であれば「施術直後に感動して書く」のはまだ自然かもしれません。
しかし、酒屋や飲食店(テイクアウト)で、レジ横で商品を受け取った瞬間にクチコミを書くのはどうでしょうか?

AIはこう疑います。

「味も確かめていない、封も開けていないのに、なぜ最高評価を書けるのか? 不自然だ」

と。

せっかくのクチコミも、その場の「お願い」で無理に書いてもらうスタイルは、AIの不信感を煽る結果になりかねません。

Googleに認められる、高い品質のエビデンス

お客様の善意を無駄にせず、お店の評価を劇的に高める「賢いやり方」は、実はシンプルです。

  • 「店のWi-Fi」は使わせない: 投稿の際は、お客様自身のモバイル通信(4G/5G)を使ってもらいましょう。それだけで「店側が用意した端末ではない」という証明になります。
  • 「あとで、ゆっくり」を推奨する: 「ぜひお家でゆっくり味わってから、感想を聞かせてください」と伝えてください。 AIにとって最も信頼できるのは、「店にいた履歴(GPS)」がある人が、数時間後〜数日後に「別の場所(自宅など)」から投稿するパターンです。これこそが、AIが「本物の声だ」と確信する最強の証拠になります。
  • 「自宅での写真」が最強の武器になる: 店内の写真も良いですが、お客様が自宅で実際に商品を楽しんでいる写真は、情報の信頼スコアを飛躍的に高めます。これからのAI検索(GEO)対策として、これ以上の武器はありません。

クチコミは「量」より「信頼の質」

クチコミを増やすことは大切ですが、Googleという審判から「ドーピング検査」で失格を言い渡されては元も子もありません。

「場所は店でOK、ネットはモバイル通信で、感想はあとでゆっくり」

この一工夫が、あなたのお店の価値を正しくAIに伝え、地域で一番に選ばれるための「最短ルート」になります。

「自分の店の場合はどう案内すればいい?」と迷われた方は、ぜひ宮城県よろず支援拠点の窓口までご相談ください。
あなたのビジネスに合わせた「選ばれる仕組み」を、一緒に作っていきましょう!


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