こんにちは！
宮城県よろず支援拠点コーディネーターの鈴木貴之です。
集客のために、GoogleビジネスプロフィールやInstagram、Xなどを頑張っている方も多いと思います。
でも、そんな中、
「何を投稿したらいいか分からない…」
「毎日発信するって、すごく大変…」
「言いたいことはあるけど、文章が苦手で…」
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか？
確かに、毎回投稿する内容を考えるだけでも大変ですよね。
毎日投稿している人を見ると、「あの人は特別だから…」と思うときもある。
でも実は、誰でも発信できる準備はできてるんです。
なぜなら、 お客さんとのやりとり、 商談や質問対応、 友人との雑談──これ全部、“発信の材料”そのものなんです。
つまり、こういうことです。
・ お客さんからよく聞かれる質問 → よくあるQ&A投稿
・ お客さんが喜んでくれた瞬間 → ストーリー投稿
・ 自分がなぜこの仕事をしてるのか → プロフィール投稿
・ 最近感じた小さな気づき → 共感投稿
つまり、あなたの身の回りには、すでに投稿できる形で内容が存在しています。
あとは、その“会話”をちょっとだけ整えて、 文字にしてあげるだけでいいんです。
その第一歩としておすすめなのが、
スマホで録音 → 文字起こし
という流れ。
例えば、誰かに「どんな仕事してるの？」って聞かれた時、 自分がどんな風に答えてるかを録音。
それをあとで文字にすれば、 それだけで立派な投稿になるんです。
発信って、特別なスキルじゃありません。
今までやってきた“会話”や“接客”の延長線上にあります。
「話すように書く」
「お客さんに語りかけるように発信する」
この感覚をつかめば、 毎日投稿することも、それほど大変ではなくなります。
ところで、「毎日発信すればフォロワーが増える」は半分ホントで、半分ウソです。
ただ出すだけの投稿では、関係性は生まれません。
でも、お客さんと“会話するように”発信できたら、 ちゃんと届きます。
「これ、自分のことかも」
「これ、聞いてほしかったやつ」
そう思ってもらえる投稿は、 何よりも信頼を生みます。
だから、まずは「書こうとしない」ことから始めましょう。
話してみて、それを言葉にする。
それだけで、もう十分価値ある発信なんです。
ではここから、さらに「発信の壁」を越えるためのコツを３つお伝えします。
1. “ちゃんとした文章”じゃなくていい
「です・ます調で丁寧に」「誤字脱字ゼロで」と考えると、 どうしても投稿が止まってしまいます。
でも、SNSは“会話の場”です。
読みやすさよりも、「温度感」や「共感」が大切。
実際、反応がいい投稿は、 「ちょっと崩した言葉づかい」や「感情がにじみ出た一言」だったりします。
完璧を目指すより、“あなたらしさ”を出してください。
2. 発信のネタは日常に転がっている
「ネタがない…」という声もよく聞きますが、 実はネタは日常にあふれています。
たとえば──
- お客さんに言われて嬉しかった一言
- 最近ちょっと反省した出来事
- 仕事中に思いついたちょっとした工夫
- 移動中に見かけた光景から得た気づき
これらを一言でまとめて、 「その気づきが誰かの役に立ちそうか？」 と考えれば、立派な発信になります。
3.「伝える」より「届く」が大事
つい「伝えたいことを発信しよう」と思いがちですが、 大切なのは「相手に届くこと」。
自分の言いたいことを優先すると、 どうしても専門的だったり、押しつけがましくなりがちです。
でも、 「誰に向けて」「どんな気持ちにさせたいか」 を先に考えれば、 同じ内容でもグッと読みやすく、響く投稿になります。
発信に必要なのは、“プロっぽさ”じゃなくて、“誠実さ”です。
あなたが実際に経験してきたこと。 あなたが感じたこと。 あなたが届けたい想い。
それを、今まで話してきたように、 自然体で表現すること。
それが、フォロワーとの信頼関係につながります。
だから、今日からでも始められます。
「話して→録音して→文字にして→投稿」
たったこれだけで、 もうあなたは立派な“発信者”です。
ぜひ、今日から一言でもいいので投稿してみてください。
「今日はこんなことがあった」 「お客さんに言われて嬉しかった一言」 「自分なりに考えたこと」
その一言が、誰かに届き、 やがてあなたのファンになってくれるかもしれません。
発信は、あなたのビジネスの“営業力”そのものです。
でも、無理してがんばる必要はありません。
あなたの経験と想いを、“会話”の延長で届ける。
そのやり方で、きっとあなたらしい発信ができるはずです。
6月30日(月)15：30～16：30から、【とある無料のツール】を使った情報発信の方法が学べるミニセミナーを開催します。
今回の記事の内容とは異なった方法で、お客様がよりあなたの事業を身近に、自分の生活に関係のあるものとして感じられる情報発信の仕方を学びます。
詳しいご案内はこちらのページから → https://yorozu-miyagi.go.jp/seminar/
他にもいろいろな支援が可能です。
「具体的な相談内容まではたどり着いていないけど、もっと売上を上げていきたい」などの内容でも、コーディネーターがじっくりとお話を聞きながら最適なご提案をしていくことが可能です（ジッセンコース）。
どんな支援ができるかは下記のページをご確認ください。
https://yorozu-miyagi.go.jp/kobetsu_soudan/
無料で参加できる様々なテーマのオンラインセミナーも毎月開催しております。
https://yorozu-miyagi.go.jp/seminar/
まずはお気軽にご連絡くださいませ。
