コーディネーターブログ

たった2週間で予約がパンパンになったとある整体師がやったこととは?

こんにちは。
宮城県よろず支援拠点の鈴木です。

あなたは今、こんな風に感じていませんか?

「毎日、新しいお客さんを探すのに必死で疲れてきた…」
「チラシもSNSもやったけど、なかなか集客につながらない…」
「もっと効率的に売上を伸ばす方法はないんだろうか…」

行動しても、結果が出ないとつらいですよね。

しかし、ある整体の先生が「直近2週間で、あなたの予約をパンパンにした方法」があるのです。

彼がやったことは、Instagramでも、YouTubeでも、TikTokでもありません。
ましてや、新しいチラシを作ってポスティングしたわけでもありません。

ではその方法とは…

「足の遠のいた患者さん(=休眠客)に連絡を取る」ということ。

「え、それだけ?」

そう思いましたか? そうです、それだけです。

実際にこの整体院では、この方法で連絡した患者さんの60%が、たった2週間以内に予約を入れてくれたのです。

なぜ、休眠客は最強の資産なのか?

「休眠客」と聞くと、「もう二度と来てくれない人」だと思っていませんか?

いいえ、違います。

多くの店舗経営者は、お客さんが来てくれなくなると、

「商品が合わなかったのかしら」
「提供しているサービスに不満があったのかな」
「私たちのことが嫌いになったのかな」
「他に良いお店が見つかったのかな」

そんな風に考えてしまいがちです。

でも多くの場合、お客様が来てくれなくなった実際の理由はこんな内容が多いです。

「忙しくて、行こう行こうと思っていたけど、ついつい時間が経ってしまった」
「他にやることが合ってついつい失念していた」

つまり、何かあなたのお店に不満があったわけではなく、ただ単に忘れてしまっていて、再訪する機を逃してしまっているだけ。そんな人が本当に多いのです。

でも、律儀な人であればあるほど、間が空くと「間が空いて申し訳ない」と思うもの。
そうするとなかなか再度の来店となりにくいのです。

でも、彼らは、あなたの商品やサービスを一度は購入し、その価値を知っている人たちです。
つまり、新規顧客よりもあなたへの信頼という資産をすでに持っているということ。
この人たちにアプローチしないというのは本当にもったいないのです。

実は、この「休眠客」の再活性化は、非常に効率的でパワフルなマーケティング手法。

アメリカのコンサルティング会社のデータによると、新規顧客を獲得するコストは、既存顧客や休眠顧客を維持・再活性化するコストの5倍もかかると言われています。

これは、あなたが必死で新しいお客様を追いかける労力とコストを、わずか5分の1にできる可能性がある、ということです。

そして、私の経験では、一度離れても戻ってきてくれた休眠客は、最終的にはあなたの熱心なファンになり、口コミであなたのことを広めてくれる、最大の「発信源」になってくれる可能性もあります。

もし休眠客に対してアプローチを全くしていないという場合、その大きな可能性を逃しているということです。

ただ単に、アプローチしたらいいということではありません

「でも、昔アプローチしたけどうまくいかなかったよ…」

そう思われた方もいるかもしれません。

実際、ただ闇雲にチラシやメールを送るだけでは、ほとんど効果はありません。

ポイントは、「どのようにアプローチするか?」

先ほどの整体師が休眠客に送った、DMでのメッセージを見てみましょう。

アシスタントは、過去6ヶ月間予約を入れていない患者さん全員に、このような内容でDMを送りました。

「先生があなたのことを心配していて、体調をうかがうよう申しつけられ、DMを送らせていただきました。」

これを聞いて、あなたはどう感じますか?

「ああ、●●先生は私のことを気にかけてくれているんだな」

そう思いませんか?

ここに、成功の秘密があります。

この整体師のアプローチがうまくいった最大のポイントは、「自分のことを心から気遣っている」ということを、相手が感じられたということです。

「久しぶりだから、また来ませんか?」
「新しいキャンペーンをやっているので、ぜひ!」

こうした売り込みのメッセージは、あなたの熱意が空回りし、顧客を遠ざけてしまう可能性があります。

顧客が本当に求めているのは、単なる商品やサービスではなく、あなたから与えられる「気遣い」や「心配り」という名の人間関係なのです。

あなたにとっての「休眠客」とは誰か?

あなたのビジネスにも、少なからず休眠客がいるはずです。

彼らは、あなたからもう二度と購入しないと決めた人ではありません。

  • ただ忙しかっただけかもしれません。
  • あなたから連絡がなくて、なんとなく足が遠のいてしまっただけかもしれません。

彼らは、あなたとの再会を、実は待っているのかもしれないのです。

今日の記事を読んだあなたは、もう「休眠客」をただの数字として見ることはありません。

心から気遣ったメッセージを送ることで、彼らを最強のビジネスパートナーに変えることができる、と知ったはずです。

さあ、あなたの休眠客に、どんな「心から気遣うメッセージ」を送れそうですか?

ぜひ、この機会に一度考えてみてください。
そして、そのメッセージを、あなたのビジネスの未来を拓く、最初の行動に変えてみましょう。


宮城県よろず支援拠点では、あなたの事業に合った形での「休眠客へのアプローチ」を一緒に考えていくことが可能です。

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