気づかれてこそ、読まれてこそ、キープされてこそ、チラシはチラシとして生きたと言えます。
ということで前回に引き続き、チラシが直面する7つの戦いを解説していきます。
前回は3つ目の「呼びかけていない、という戦い」に触れました。
4回目は、、、
3)ベネフィットを感じない、、、読まれない、という戦い
運良くあなたのチラシが、見込み客の目にとまったら、1つめの戦いに勝利したということです。
そのチラシが「自分にとって見る価値があるかも」と判断されたら、2つめの戦いに勝利したということになります。
そしてチラシが見てもらえたら、3つ目の戦いに勝利を収めることができました。
次はいよいよ。
「見た、、、しかし読んでいない」を乗り越える戦いです。
これまで乗り越えてきたのは気づく、とっておく、見る、、、いよいよ読んでもらえるまでの準備段階だったと言えるかもしれません。
タイトルにある「ベネフィット」は、日本でよく使われる「メリット」とほぼ同じ意味です。
見込み客にとっての「得」と覚えてもらえれば結構。
そのチラシが気になって、捨てないでおいて、「自分に呼びかけている」と感じて、見て、、、
人は、それを読むことで自分に「得」があると思うと、そこに書いてある文章を読み始めます。
「得」と言っても、安売り情報とは限りません。
自分にとって便利であること、知りたかったことであること、自分が好きなこと、人に教えたくなること、という内容でも興味を持ってくれます。
あなたに呼びかけているんだ!
そして読んだら、あなたにちょっと得するよ、嬉しくなるよ!
3つ目と4つ目の戦いこそが、7つの戦いで一番重要と言えるでしょう。
1つ目だけを勝利するなら、ドギツイ配色や奇抜なデザインでも構わない。
2つ目を勝利するなら、クーポンをつけることも考えられます。
でも、「興味を持って読む」こそが、商品やお店と見込み客をつなげる行動なのです。
そこから逆算して、1や2でやりすぎないようにするのも大事ですね。
自分に関係する、しかも「得」がありそう、、、と思わせるステップですが、同時に注意点もあります。
(次回は5つめの戦い、5つのボールの話です)
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