気づかれてこそ、読まれてこそ、キープされてこそ、チラシはチラシとして生きたと言えます。
ということで前回に引き続き、チラシが直面する7つの戦いを解説していきます。
前回は2つ目の「価値ある情報と思われない、という戦い」に触れました。
3回目は、、、
3)呼びかけていない、という戦い
運良くあなたのチラシが、見込み客の目にとまったら、1つめの戦いに勝利したということです。
そのチラシが「自分にとって見る価値があるかも」と判断されたら、2つめの戦いに勝利したということになります。
魚釣りでいうと、餌が魚の目に留まり、興味を持ち、、、突っついた上で、まだ迷っているような段階。口に入れるべきかどうしようか、、、
この段階で大事なのは、気づいた見込み客がチラシの内容を「自分ごと」にしてくれるかどうか。
前回と同じく、チラシの表面1/3〜半分の面積で戦うのですが、「気になるだけでなく、明らかに自分に関係ある」と感じさせられるかどうかがポイントになります。
逆に言うと、この「呼びかけ」を成立させるためには、見込み客が「どんな性別・年齢で、何に興味を持ち、どんなことに困っている人か?」を決めておくことが不可欠になります。
相手のことも知らずにラブレターは書けませんからね。
広告は「広く告げる」と書くため、よく誤解されるのですが、実はどんな広告にも、きちんと「絞ったターゲット(どんな見込み客かの定義)」が決まっています。
ターゲットをはっきりさせればさせるほど、その人たちに「自分のことだ!」と思わせる工夫ができます。
写真やイラスト、コピーを使って、「あなたに呼びかけている!」と明確にしましょう。
チラッと見させ、やはり自分に関係すると感じさせ、、、いよいよ、しっかりと捕まえます。
(次回は4つめの戦いです)
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