
お世話様です!統括サポーターの里舘です。
宮城県よろず支援拠点生産性向上支援センターの統括サポーターを拝命し2ヶ月半が立ちました。
社会人になってからはじめて電車を乗り換えて通勤しているのですが、どうしても気になっていることが。
エスカレーター、右空きすぎ
仙台市交通局の啓発活動などの効果もあり、昔よりエスカレーターを駆け上がる(または駆け降りる)人は少なくなったように思います。
https://www.kotsu.city.sendai.jp/kigyou/safety/subway_torikumi/mana-keihatu/
自治体によっては条例でエスカレーターでは立ち止まることを定めている自治体もあります。
条例の目的は事故防止のため、福祉の充実のため(右側にしか手すりを持てない事情の方もいらっしゃる)なのですが……
シンプルに、輸送効率悪くない???
生産性向上支援の仕事をしていると、どうしてもこういう発想になります。いや着任する前からずっと思っていたので元からそういう性格なのかもしれませんが。
メーカーさんは何と言っているか?
エスカレーカーの豆知識:株式会社日立ビルシステム
https://www.hbs.co.jp/ad/escalator-walk-risks/trivia/index.html
同ページの「片側空けの輸送効率調査」によると、
- 片側をあけて、歩いて登っていく場合→100人を運ぶのに104秒、60秒当たり57.6人
- 両側に交互に立ち止まって利用留守場合→100人を運ぶのに80秒、60秒当たり75.0人
ということで、両側に交互に立ち止まったほうが輸送効率が30%向上するのです。
※各種条件については上記リンクの「詳細はこちら」からご確認ください。
さぁこれを見た皆様!エスカレーターの右側に乗りましょう!積もり積もれば大きな時間が生まれるはずです!
どういう条件のとき輸送効率が上がるのか?
「本当にそうなの?」という気持ちもわかります。どうやらいくつか条件があります。
1.左側の列に待ちが発生している場合
自信をもって右側の列に乗りましょう!
左側の人と1段ずらして交互に乗ればパーソナルスペースもある程度確保されます。
もしかしたら次の人以降が続いてくれるかもしれません!
2.待ちが発生していない場合程度の人の流れ
どちらに乗っても輸送効率は一緒になります。
3.数秒速く輸送できても電車の出る時間が変わらないから時間は生まれないのでは?
そうなんです。電車に乗れる人数に限界がある場合、その人数を超えて輸送しても結局乗れません。
でもまだ電車に乗れる場合と(数人多く乗れる)、最終の降車駅では効果があります(すこし速く着く)。
一人当たりの効果は数秒だが、集まると大きな時間になる
個人レベルでは浮くのは数秒なので(何回もエスカレーターに乗るルートだとバカになりません!)、どちらかというと「ほんのちょっとの心の余裕」が生まれる精神的効果のほうが大きいかもしれません。ただ、エスカレーターに乗った人のこの数秒を集めるととんでもなく大きな時間になります。もちろん事故防止の効果もあるので、エスカレーターの稼働時間増にも効果があるでしょう。
生産性向上の入口へようこそ!
このような例は実は、現場でもバックオフィスでも起きていることがしばしばあります。
『エスカレーターの2列目の乗り方のような解決方法はないだろうか?』というのをちょっと思い出してみると、解決の糸口が見つかるかもしれませんよ!









